高校生の時にハマったUKロックの影響で
「いつか英語を話せるようになりたい!」
という夢を抱き続けて幾年。

40歳を目前にして 、
「 このままじゃ一生英語しゃべれないんじゃないか?」
そんな焦りを感じ始めたのが昨年2018年の夏頃でした。
私はMeetupという共通の趣味を通して人々が出会うことを目的としたWebサービスと知り、そこで初めてMeetupのイベントに参加したことで、これまで何故これまで英語が喋れなかったかの「気づき」を得ます。
「私が英語を話せなかったのは、話す必要がなかったからじゃないか?」
この「気づき」を機に、自分の生活により多くの「英語を話す必然性」を創り出すため。
私は自らがこの「Meetupのオーガナイザー」になることを決意します。
これは知識や経験を一方的に「受け取る」のではなく、誰かに「与える」ことで、自分の生活によりたくさんの「英語を話さなければいけないシュチュエーション」が増えるのではないかと考えたからでした。
そこで、まず私が思いついたのは
自分の趣味である「登山 」 を通じて国際交流グループを立ち上げることでした。
そのあたりのいきさつは前回までの記事にまとめてありますので、ご興味ございましたらどうぞご参照下さい。
Meetupのグループを維持するのに大事だと思うこと
Meetupオーガナイザーになってまず初めにやることは「イベントの企画」です。

次回開催する予定のイベントがなにもない状態だと、Meetupのサイトやアプリでの検索結果の表示率も低くなります。
すると当然メンバーも集まらないので、オーガナイザーには何のフィードバックもこない日々が続きます。
フィードバックがないとオーガナイザーのモチベーションも低くなってしまいがちです。
私はMeetupを初めてまだ1年未満ですが、そんな風にイベントを1度も企画することなく (あるいは1度か2度やって) 消滅してしまうグループも多くあるように見受けられました。
そうならないためにもオーガナイザーは
1. 常に何かしらの新しいイベントを企画し
↓
2. メンバーの興味関心を持続
↓
3. フィードバックを得て自らのモチベーションにする
↓
4. フィードバックをもとに新しいイベントを企画する
このサイクルを継続しなければなかなかグループを継続できません。
正直、グループ名やコンセプトの改善は後からいくらでも調整・変更できます。私のはじめた「ハイキング・グループ」も発足当初とはかなり違うコンセプトに変わっています。
それよりもまず 「新しいイベントを企画」 してみて、来てくれたお客さんと実際に会って話して、次回の「新しいイベントを企画」することが先決かと思います。
自分のグループに興味を持ってもらうには、まずメンバーが何に興味を持っているのか知らなければいけません。
そのためにもまずは何かやってみることが大事かと思います。
初めてのイベントの参加者1名でした
そんな私の「ハイキンググループ」ですが、実は初めてのイベントは来てくれたお客様は1名のみでした。

Google翻訳と格闘しながらなんとか立ち上げた初めてのイベント、6月の上旬にイベトを立ち上げてドキドキしながら参加者を待ちました。
幸い私は立ち上げ後、わりと早期にイベントを立ち上げたのでグループの人数は順調に 30~50名くらいに増加していきました。
初めてのイベントに私がチョイスしたのは私の愛する「奥多摩の高水三山」のハイキングコースでした。
私は登山を趣味にしてからというもの、仕事でトラブルが重なるようなことがあってストレスを感じると、よくこのエリアにハイキングに出かけて、心と体のバランスをとって体調を整えてきました。
山登りをする人なら誰でも自分の「ホーム」と感じる山があると思います。
私にとってこの青梅丘陵エリアはそんな「ホーム感」を感じることができる大切な山のひとつです。
そんな私の愛するトレイルを誰かに紹介したくて立ち上げた初めての「Meetupイベント」ですが、待てど暮らせど参加者は現れません。
「このまま参加者0名だったら中止だなー、まあ初めはこんなもんか…。」
と諦めかけていたイベントの3日前にようやく1名の参加申し込みがありました。
私はその後いくつかのグループを立ち上げてわかったのですが、グループの立ち上げ当初は大体こんな感じです。
いや、この「ハイキング・グループ」に関していえば初めてのイベントで参加者1名はむしろましな方だと言えます。
初めのイベントは参加者0名(つまりイベント中止です)は別に珍しくありません。
現に、私がその後立ち上げた私の「銭湯ランニング・グループ 」は半年後くらい経ってようやく人が集まり始めました。
その時の苦労話もまた別の記事でまとめたいと思っています。
初参加者は日本語が上手でちょっと安心!
初めての参加者さんはサムネイルとハンドルネームから判断するにアジア圏の女性のようです。
私は早速、初めての参加者さんに感謝のメッセージを送ります。
気合を入れてGoogle翻訳をフル活用し、当日の集合場所や服装、ランチの情報などを英語に翻訳してメッセージを送ったのですが相手から、
「英語ちょっと苦手なので日本語でやり取りさせて頂いていいですか?」と返信。
私はそもそも「英語でコミュニケーションするため」にグループを立ち上げたくせに、私はこのときめちゃくちゃホッとしてしまったのを覚えています。
そしてイベント当日、
約束の駅で待ち合わせましたが約束の時間になっても参加者さんは現れません。
これもその後わかったことですが、Meetupのオーガナイザーはイベント当日すっぽかされるのは覚悟しておいた方がいいかもしれません。
私もMeetupのオーガナイザーになってまだほんの10ヶ月程度ですが、3回ほどイベント当日誰も現れない事がありました。
「もはやこれまでか…。」
20分程待って諦めかけたその時、一人の若い女性が私に話しかけてきました。
「あのー、Meetupの方ですか?」
その女性は流暢な日本語で中央線が遅れて遅刻してしまった旨を詫び、私たちは手短にお互いの自己紹介をすましました。
その女性は日本で働く中国人のシーさん(仮名)という方でした。

私は、この日は何とかイベントが中止にならなかったことに「ホッ」としつつも、あらためてシーさんのこの日の服装を見て一抹の不安を感じたのでした…。
この時私が感じた不安と初めてのイベントの詳細については、また次回にまとめさせていただきます。